オーダーメイドスーツ・メンズファッションコーディネイト専門|スタイリスト大西勝信

スタイリスト大西勝信(おおにしまさのぶ)

大西勝信(おおにし まさのぶ)のブログ

拘るオトコの美学とは…


私の想う拘るオトコの美学について
前回に引き続き例えを挙げながらお伝えしたいと思います

私の場合、モノ選びで常に心掛けているのが
その商品またはそのブランドのポテンシャルとスタンスを見ます

ちょっと前に時計についても少しだけ触れましたが
Patek Philippe名作のカラトラバも変わる必要のない


100年以上前に制作されたどんなに古い時計や、
正規品・並行品など関係なく
パテックフィリップの商品であれば
「永久修理」宣言をしスタンスは変わらない

メンテナンス体制が万全なので
一生ものの時計として選ばれるのも納得できますね


カラトラバ 5196R-001

本物が放つオーラを感じることが出来る時計です


コーディネートの一部分としてバランス良く着けているだけで
信頼できる人物だと感じるのは私だけでしょうか?
きっとその人の本質まで見れたような気になります
たかが時計ひとつで信頼を勝ち得ることが出来るなら
自己投資として決して高い買い物ではないかもしれません


ビジネススタイルについても拘れば拘るほど
どんなアイテムを探すにも難しくなります

具体的に『近々パーティに招待されて主賓で挨拶する事になり、このスーツを着る予定ですがシャツとネクタイはどういう物を選べばいいの?』
または『ビジネスで大切な商談の時に靴は、どんなデザインの物を選べばいいの? 』という相談を受けることがあります



その方の嗜好性とT.P.O.とがバチッと嵌ることは稀ですが、求めているモノが明確に共有できた場合には

”単品アイテムだけを選ぶのではなく全体のコーディネートバランスとしてこういうアイテムを取り入れるとこんな風に表現出来ますよ!”とご提案する事が多いですね


離れた視点からモノを見ると意外と盲点に気付くこともあります
『あっ!そうか!!』みたいに
誰かの影響や何らかのプロモーションにより
自分の好みとシンクロさせる事が殆どだと思います

テレビCMで毎日目にして耳に入れてると
自然とBGMを聴くだけで映像が浮かんでくるケース
お洒落な人が放った格好良いひと言など
それぞれが何らかの影響を受けてモノに興味を抱くもんですね


この後もまだまだ続きますので
どうぞお付き合いくださいませ



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